全奈良☆自転車競技通信06
メカニック担当のカズです。

今回は画像にて、(それにしてもyoutubeってすごいね)

1982年の世界選手権プロスプリントレースにて
中野浩一選手の激闘(死闘?)の画像です。
まずは1本目、油断?このレースは不成立となりました。
http://jp.youtube.com/watch?v=OY78yS0sjbQ&feature=related

二本目、中野さんいわくいつの間にかレースが終わってたとのこと、
脳震盪おこしてたみたいです。
http://jp.youtube.com/watch?v=rzLdyxDSK2I&feature=related

三本目、快勝です。
http://jp.youtube.com/watch?v=Mx_5pQSWdRY&feature=related

三本目(実際は二本目)のレースでシングルトンは鎖骨骨折、1−1で三本目を棄権ということで中野選手の勝利に終わり世界王者の冠は中野選手の手に・・・この勝負から二十数年後いわき平の地で被り物をかぶるとは誰しも思っていませんでした・・・


2006年再びバンクに戻ってきたシングルトン
http://jp.youtube.com/watch?v=oEsE7HlK_Iw&feature=related

番外編の番外編、中野浩一選手の1985年KEIRINグランプリ、競り負けて後退したときは車券を捨てようかと思ったお客さんもいたはず、しかし結果は・・・
http://jp.youtube.com/watch?v=4ivLj7_FpfQ

で、昨年の全プロツアーの参加者(自費で参加)の「世界の中野」さん。
(クリックして大きくしてみてみよう)

02中野


中野パンダ


世界の中野さんは、3月26日(水)〜30日(日)の5日間に渡って開催される
トラック世界選手権(イギリスマンチェスター)の現地解説者です。
放送は、もちろん
スピードチャンネル!

カズ
全奈良☆自転車競技通信05
全奈良メカニック担当のカズです。

今回は1KMタイムトライアル(以下1Km)です。
この競技はいたって簡単、スタンディング(静止状態)から
1キロメートルを走るタイムレースです、で……今回の競技の説明は終わります。

な〜〜んてことは言わずに、
全プロのみの裏舞台の面白さを伝えていきたいとおもいます。

全プロは前2日間の全プロ記念競輪というものを開催してます。
実はこの2日間がこの競技の勝敗を決めると言っても過言ではありません、
なぜなら(なぜ奈良?)この1Kmという種目はダッシュ力、ハイスピード、
持久力を兼ね備えてなければ勝てない種目なのです。
よってこの種目を得意とする選手は先行選手なのです。
全プロ記念競輪を走る選手はこの2日間を自力で戦って疲れを回復しないまま
1Kmのレースを迎えます。
過去この種目は全プロ記念競輪を走ってない選手、
もしくは活躍しない(先行してない)選手が上位に入賞してる種目なのです。

今年も無名、もしくは売り出し中で、全プロ記念競輪を走らない選手が
勝つ可能性が大です(サンペーか!?)
皆さんの応援してる若手選手が勝つかもしれません。
1Kmの出走表を見て、
前2日間を走ってない選手に注目してみてはいかがでしょう。


カズ
全奈良☆自転車競技通信04
こんにちは、メカニック担当のカズ です。

前回はスプリント競技について少し書いてみましたが、
全プロにはスプリント、ケイリン、1キロタイムトライアル、
4キロ個人追い抜き、ポイントレース、団体種目としてチームスプリント、
4キロ団体追い抜きがあります。


今回は、キミコさんのたってのご要望により、
「競輪」「ケイリン」の違いについてです。
(ナショナルチームで、伏見選手の種目だから知りたいのでしょう♪)


「競輪」と「ケイリン」は似て非なるものです。
いちばんの違いは、「ケイリン」は横の動きがかなり制限されるということ。
競ってはいけないということですね。
ケイリンは、「競輪における走注」で降格(最下位の着になります)、
「競輪における重注」で失格、
「競輪における失格」で、以後のレースに出場できないなどの処置がとられます。

あと、「ケイリン」はライン戦ではありません。
どこでしかけるかタイミングの勝負!
そして、自転車の速い人が勝つ!
(前日にコメントはでません)

また自転車も大きく違います。
競輪の自転車のフレームは鉄ですが、ケイリンはカーボンフレームとなり、
タイヤもディスクと言われる空気抵抗を軽減出来る車輪などを使います。
選手が全プロで乗る自転車は、100万円と思ってください!
(だからもしバックヤードツアーができるようだったら、慎重にね)

また国際大会になるとレースで走る人数も
250メートルバンクでは最高6車となります。
(ほとんど直線はありません)


車輪


これは、カンパニョーロ社のギブリ。
ギブリとはイタリア語で、「熱くて乾いた風」。
奈良では、選手全員が「熱い風」となって戦います!

カズ

全奈良☆自転車競技通信03
ピスト競技の華と言われるスプリントレース。
前回の全プロ「いわきスプリント」決勝で激突した北津留翼と渡辺一成、
ナショナルチームでは仲の良い2人ですが、
もちろんお互いを意識するライバルでもあります。

でも、世界ではなかなか勝てません。辛口の事を言うと、まだまだ甘い。
日本には大和魂(欧州の体型に負けない精神力)があり、
彼らにも精神力で負けない、強い意志をもって戦って欲しいものです。
その思いを込めて大和魂Tシャツ(小倉競輪祭後の宴会参加者には特別配布)も
作りました。

「いわきスプリント」決勝2本目で、
「一成君にはこのバンクでは勝てない」と見た翼は、玉砕戦法にでました。
私の「普通に走って勝てないなら、勝負しろ」との助言でぶちかまし、
先に仕掛けました。結局は逃げ切れず、玉砕しましたが。
脚力では負けるとわかってる相手でも、戦略によっては勝てるスプリント。
自分の脚質、脚力をどう生かすかを考えます。

5月、ナショナルチームは合宿にはいるかもしれません。(まだ未定)
奈良の全プロでは翼とカズナリ、伏見、永井には
会えないかもしれませんが、スプリントを必ず見てくださいね!
力だけでなく、相手の心理を読み合うガチンコ勝負は
ほんとにおもしろいのですから!

tubasa.jpg


ワールドカップ・コペンハーゲンには体調不良で参加できなかった翼。
でも、次のマンチェスターは世界戦。ファイト!

カズ

全奈良☆自転車競技通信02
今回で全プロ自転車競技大会は第55回、
始まった当初、一部の選手は世界選手権の選考会として本気?で走っていたのでしょうが、
大勢の選手はお祭りの意味合いが濃い大会だったと聞きます。

現在では多くの選手が「ガチンコ勝負!」です。
なぜならば1992年から始まった寛仁親王牌
(牌←マージャン好きの人にはたまらない字らしい?)の
選考の大会に格付けさらた年から、
一部種目(ケイリン、1KTT、スプリント、チームスプリント)には
親王牌の初日特選、選抜のシード権がかかっている事があげられ、
初日にとにかく頑張れば、無条件の準決勝に進めるとあって
G1に出場した事が無い選手にも夢が持てる競技大会ですよね。

私が全プロにて九州チームのメカニックとして雇われて参加した初の大会は
熊本での1994年の熊本大会で、
この大会は橋本聖子(現参議院の議員)選手が参加した大会。
またこの大会ケイリンは吉岡稔真(現解説者)選手の優勝を始め、
九州チームが地元で大活躍した大会で、
九州チームの最年長選手は井上茂徳選手でした・・・。

それから歳月も流れ…
昨年のスプリント競技では北津留選手と渡辺一成選手の対決がありましたが、
今年もこの二人の対決に期待しつつ、
対渡辺選手との対戦に際しては、翼と秘策を練って優勝を目指したいと思っています。

次回Vol3では前回スプリント決勝の北津留選手の作戦と思惑を書く予定です。

追記
ワールドカップコペンハーゲンのチームスプリントは、
「伏見―カズナリー永井」で、北京オリンピック行きを決めました。
よかった。ホッとしました。

チームジャパン02


チームジャパン、もとい、サムライニッポン!
(写真は岡部選手のブログから拝借しました)

岡部ブログ

カズ
全奈良☆自転車競技通信01
こんにちは。全奈良ツアー☆メカニック担当のカズです。
必要なんですよ、ツアーにもメカニックが!(笑)
「地元チーム通信」に負けないようにがんばります。
(負けず嫌いは競輪選手といっしょです)

今回から全日本プロフェッショナル自転車競技大会(略して全プロ)の見所や、
過去の名勝負(迷?)などをお伝えしていこうと思ってます。

全プロとは世界選手権の予選として、第1回は1954年に開催されてます。
けっこう歴史は長いんです!
競輪界としてはメダル獲得を達成すべく努力したのですが、
当時は世界との差が大きく開いており、
1975年のベルギーのリエージュで開催された世界選手権を最後に、
派遣を終了との案が出たとの事でした。
この大会にプロスクラッチ(現在はプロアマオープンでのスプリント)に
出場したのが阿部良二選手(現在JCFコーチ)で、
準決勝にて破れはしたものの、3位決定戦では見事勝利、
派手なガッツポーズでのウイニングランでは、
当時日本は敗戦国との欧州では色が濃く、
罵声が多かった、と阿部選手は言ってました。

その後スプリントでは世界の中野浩一選手の世界10連覇、
1987年の俵選手のプロスプリント、本田晴美選手のケイリンと続きましたが、
その後日本選手の世界選手権での活躍は下降をしていく事になります…。

さて、今年、最後のワールドカップ・コペンハーゲン大会、
そして五輪のポイント獲得の最後のチャンスの
世界選手権マンチェスター大会に夢を賭け(翔け)、若者は戦いに行きます!
(選手団の皆さん、置き引きに気をつけましょう!)

選手団には33年前日本人初となるメダルを獲得した阿部良二コーチが供に戦うことに、
私たち自転車競技ファンは、アテネに引き続き、
北京五輪出場と、北京五輪でのメダル獲得という夢を現実にしてくれると
信じてやみません。

watanabe.jpg


コペンハーゲンでのチームスプリントは、「伏見―カズナリ―永井」です。
(写真はカズナリ)
レースは現地時間の15日!です。

カズ