全奈良☆奈良の寺院02
渋い大人な連載「奈良の寺院」担当のINAMIです。(笑)
第2回目の今回は、福を興す寺=「興福寺(こうふくじ)」を紹介します♪

こちらの寺院は、「大化の改新」が関係しています。
大化の改新、皆さん、一度は耳にしたことありますよね?
中臣鎌足が大化の改新の成功を願って造った釈迦三尊像を安置するために京都に建てられた
山階寺が興福寺の起源でして、710年の平城京遷都により現在の地へ移されました。

下の写真は、「東金堂(とうこんどう)」&「五重塔」です。
興福寺1


東金堂は726年、聖武天皇が天正天皇の病気平癒を願って造られた
薬師三尊を安置するために建てられました。
しかし、創建以来、6度も消失しており、今の建物は室町時代に再建されたものになります。

前回紹介した薬師寺には創建当時からの建物が現存しているのですが、
興福寺の建物は再建されたものばかり。
さらに興福寺の周りには塀がなく、公園の中に寺院がありますからかなり珍しいと思います。
これは明治元年に出された「神仏分離令」や「廃仏毀釈」による傷跡になるんですけどね。

地元チーム通信07でまーくんさんが平安遷都1300年のことを書かれていましたが、
興福寺もそれに向けて整備が進められています。
平成22年(2010年)の完成を目指して「中金堂(ちゅうこんどう)」が再建中!

中金堂の周りには回廊も再建されるようです。
興福寺2


そして、興福寺のすぐそばにあるのが「猿沢池(さるさわいけ)」この池には、
こんな話が残されています。

奈良時代に平城の帝に仕えていた采女は、帝からの寵愛が衰えたのを嘆き、
池畔の柳に自分の衣をかけて身を投げてしまいました。
それを不憫に思われた帝は采女の霊を慰めるために采女神社を建てたのでした。
猿沢池


興福寺へは、近鉄「大和西大寺駅」からたった2駅の「近鉄奈良駅」で下車し、歩いて10分弱です。

近くには大仏様の「東大寺」や「春日大社」もありますよ。
境内は無料で散策できますが、東金堂の拝観料は大人・300円です。

では最後に衝撃?の事実をお届けします。猿沢池で紹介した采女の故郷はなんと。。。

福島県郡山市なんです!!

郡山市にも采女の霊を祀る采女神社があるとのこと。

昨年の全プロは福島、そして今年は奈良。
偶然とはいえ、なんだか不思議な繋がりを感じちゃいますよね☆


INAMI